読書、楽しさが鍵 「魔女の宅急便」角野栄子さん

 開館2周年を迎えた岐阜市司町のみんなの森ぎふメディアコスモスで16日、記念トークショー「子どもの宇宙とファンタジー」が開かれた。「魔女の宅急便」などで知られる童話作家角野栄子さんと子ども未来研究センター(福岡市)の目黒実代表が語り合った。

 角野さんは子どもの読書について、「読書習慣を体に染み込ませて物語の面白さを活字から吸収し、自分の中に世界を作れる人になってほしい。そうしたら一生退屈せずワクワクして生きられる」と語った。また「学校では本を読む子がよい子と考えがち」と指摘。その上で「そのために読むのではなく、『楽しいから読む』時に、その人の生きる力になる」と強調した。

 目黒さんは図書館について「その地域の文化の拠点で、地域にとって最も大事。図書館に意見を言い、市民のものに育てることが重要」と話した。

 この日は、早稲田大副総長で理工学術院の橋本周司教授が、身近な材料で楽器を作るワークショップも開催。約40人の子どもが紙コップや空き缶を使用して弦楽器などを作った。

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本について語る角野栄子さん(右)と目黒実さん=岐阜市司町、みんなの森ぎふメディアコスモス

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