22種類の演舞 若衆勇ましく 妙高・関山神社で「火祭り」

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関山神社の火祭りで披露された演武「仮山伏の棒遣い」=15日、妙高市関山

 妙高市関山の関山神社で16日まで、伝統の「火祭り」が行われ、祭儀「仮山伏の棒遣い」や「松引き」が披露された。若衆の勇ましい姿に、見物客は盛んに拍手を送っていた。

 仮山伏の棒遣いは、戦国時代の山伏による武術が起源とされる。戦乱から神社を守るために身に付けたとされ、地域の独身の長男によって受け継がれてきた。

 15日は2人一組となり、3組が交代で合わせて22種類の演武を披露した。大勢の観客が見守る中、なぎなたや太刀の打ち合う音と「エイ」「ヤー」の力強い掛け声が境内に響いた。技が決まると、観客は拍手を送った。

 松引きでは、氏子の若衆らが上組と下組に分かれて、それぞれ木の束にくくり付けた幣(ぬさ)に点火し、豊作を祈った。

 仮山伏の棒遣いを初めて見物した長野県の尾関敏夫さん(85)は「長年伝承されてきた演武に勇壮さを感じた」と話していた。

 16日は関山地区5カ所で演武が披露された。

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