標葉郷武者武勲を 野馬追出陣式で士気高揚

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 相馬野馬追の標葉(しねは)郷騎馬会の供奉(ぐぶ)証・肩印交付式と出陣式は16日、南相馬市原町区のもりのゆで行われた。今年は東日本大震災後初めて相馬小高神社から騎馬で出陣することが決まっており、参加者は本番に向け士気を高めた。

 標葉郷は浪江、双葉、大熊の各町の騎馬武者が所属しており、式には避難先などから約60人が参加した。相馬小高神社に向かって礼螺(れいがい)を吹いた後、同神社の相馬胤茂(たねしげ)禰宜(ねぎ)と林茂騎馬会長が役付ごとに供奉証と肩印を手渡した。

 林会長が「存分に活躍し、見事凱旋(がいせん)してほしい」と鼓舞。吉田栄光郷大将があいさつし、脇坂博副軍師が訓示した。

■浪江で墓前祭

 標葉郷騎馬会が震災後初 標葉郷騎馬会は出陣式に先立ち、相馬家第二十一代当主の相馬昌胤(まさたね)公らの墓所がある浪江町の大聖寺を訪れ、墓前祭を行った。墓前祭は震災後初めて。

 約40人が参加した。墓所に焼香した後、陰陽礼螺の吹奏に合わせて頭を下げた。吉田栄光郷大将が「この墓参を決して忘れず、次の世代につないでいかなければならない」と呼び掛けた

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