室蘭市消防本部が女性職員採用に本腰、23日に説明会

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 室蘭市消防本部は、女性消防職員の採用に本腰を入れている。これまで消防職で採用された女性はいないが「救急や予防業務などで必要性を認識している」(同本部)。“男職場”のイメージを打破すべく、23日に開催する採用説明会などを通して、まずは受験者数増を目指す。

 胆振管内の女性消防職員は、今年4月1日付で苫小牧市消防本部に3人、西胆振消防組合本部に2人が採用されている。室蘭は、2001年度(平成13年度)から体力検査の採点表を男女別にするなど機会を均等にしているが、男性の受験が圧倒的で、女性の採用には至っていない。

 理由の一つが「消防=火消しのイメージ」(同本部)。消防の業務は災害現場での消火・救助活動はもとより、救急、火災予防、総務、通信指令などがあり「特に予防や通信指令など、火災現場ではないソフトな業務で女性の活躍が特に期待される」(同)。

 同本部は10月の採用試験に向けて、市内外の高校や大学を訪れて直接説明しているほか、独自の職員採用ポスターを作り、公共施設に掲示するなどPRを強化。23日には男女を問わない初めての消防職説明会を市消防総合庁舎(東町)で開催する。

 説明会は午後1時開始で2時間半程度。仕事内容の解説、防火衣を着用した消火体験、庁舎見学などを予定している。対象は高校生以上29歳以下で消防士に興味のある男女。定員は30人程度で、現時点での申し込みは約20人。うち女性は1割という。申し込み・問い合わせは21日までに同本部総務課、電話0143・41局4131番へ。

 同本部は「女性の採用を増やすためには受験者を増やすことが必要。説明会でイメージを膨らませてもらいたい」と話している。 (有田太一郎)

【写真=室蘭市消防本部が独自に作製した職員採用のPRポスター】

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