田中将大9敗目、8回途中3失点の力投も“失投”悔やむ「ちょっと抜けました」

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ヤンキースの田中将大投手は16日(日本時間17日)、敵地でのレッドソックス戦で後半戦初先発。7回2/3を8安打3失点9奪三振無四球と好投したが、9敗目(7勝)を喫した。前日は延長16回の激闘、この日はダブルヘッダーの2試合目とブルペンが厳しい状況で、今季最多タイ112球の力投。しかし、打線がメジャー屈指の左腕プライスに抑え込まれる中、3回にベッツに浴びた2ランが大きく響いた。ヤンキースは0-3で敗戦。今季90試合目で初の完封負けとなった。

レッドソックス戦の先発マウンドに上がった田中将大【写真:Getty Images】

3回の被弾が響き援護にも恵まれず、「良かっただけにあのミスは悔しい」

 ヤンキースの田中将大投手は16日(日本時間17日)、敵地でのレッドソックス戦で後半戦初先発。7回2/3を8安打3失点9奪三振無四球と好投したが、9敗目(7勝)を喫した。前日は延長16回の激闘、この日はダブルヘッダーの2試合目とブルペンが厳しい状況で、今季最多タイ112球の力投。しかし、打線がメジャー屈指の左腕プライスに抑え込まれる中、3回にベッツに浴びた2ランが大きく響いた。ヤンキースは0-3で敗戦。今季90試合目で初の完封負けとなった。

 立ち上がりは2イニング連続3者凡退とした田中。しかし、田中は3回1死からバスケスにセンター前に運ばれて初ヒットを許すと、2死からベッツへのスライダーがやや甘く入り、レフトのグリーンモンスターを超えて場外に消える一発を浴びた。これがリーグワースト2位の今季24被弾目。自己ワーストだった2015年の25被弾に早くも「1」となった。

 6回にはペドロイアにもタイムリーを浴びて痛恨の追加点を献上。その後、8回途中まで力投したが、勝利には繋がらなかった。8回には、1死一塁の場面でジャッジのホームラン性の当たりをレッドソックスの中堅手ブラッドリーJrがもぎ取るスーパープレーも飛び出した。

 田中は試合後、地元メディアの取材に「全体的には良かったと思います。良かっただけに、相手ピッチャーも良かったですし、やっぱりその中であのミスは悔しいですね」とベッツに被弾した場面を振り返った。「(もっと)外に低くいきたかったです。ちょっと抜けましたね、球が。スピンがしっかりかからなかったですね」。右腕にとっては“失投”だった。

 9三振を奪うなど、空振りを取る場面も多く「ボールがいい動きをしてくれているということだ思います」と確かな手応えもあった様子。後半戦の残り試合へ向けて「点を取られても今日のような長いイニングしっかり投げて、そういうピッチングをコンスタントに点を取られてもしていくことが大事だと思うので。(前半戦は)やっぱり大きく崩れることが多かったので、そうではなくて、今日のように点を取られてもしっかり我慢して粘ってしっかり投げていくことが大事だと思います」と改めて誓った。

 この日は112球でストライクは76球。防御率は5.33となった。打線の援護がなく、9敗目を喫したが、完全復活へのきっかけとしたいところだ。(Full-Count編集部)

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