コウノトリの「えさ」郷土の味に

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地元で養殖されたドジョウを使った料理を味わう参加者=16日、福井県越前市湯谷町のエコビレッジ交流センター

 福井県越前市坂口地区で養殖されているドジョウを味わう「坂口どじょうまつり」が16日、同市湯谷町の市エコビレッジ交流センターで開かれた。30人が滋味に富んだドジョウ料理に舌鼓を打った。

 同地区では2015年から地元住民が在来ドジョウの養殖に取り組んでおり、隣の白山地区で飼育されている特別天然記念物コウノトリの餌として活用されている。地元住民でつくる「さかのくち活性化協議会」は今後、地区内の施設でのドジョウ料理提供を目指しており、まつりも同協議会が主催した。

 ドジョウ料理は、ハーブを使ったオイル煮と、かば焼き風の味付けをしてごはんに載せた2品。ほかに夏野菜をふんだんに使ったラタトゥイユなど地元食材を使った料理がテーブルを彩った。若狭町の料理家藤本よしこさんが考案し、地元住民グループ「里山工房さかのくち」が調理した。

 午前の部には家族連れら15人が訪れた。神谷幸保さん(66)=越前市=は「食べやすい味で、孫も喜んで食べていた。地元の特産品としてPRしていくといいのでは」と話していた。

 同協議会は、季節ごとのメニューを考案していく予定。こうしたイベントを今後も企画し、商品化に向けて多くの人の意見を集めていく考え。

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