ダルビッシュとライアン、レ軍エースとしてどちらが優秀? 米紙が比較

16日(日本時間17日)の敵地ロイヤルズ戦で今季7勝目を逃したレンジャーズ・ダルビッシュ有投手。7回途中を8安打6奪三振3失点(自責2)と今季14度目のクオリティスタート(QS、6回以上自責3以下)を達成したものの、味方打線の援護は少なく、6月12日以来となる白星はならなかった。チームは同点の9回に1点を失い、サヨナラ負け。ダルビッシュに勝敗はつかなかった。

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レンジャーズ・ダルビッシュ有【写真:Getty Images】

ダルビッシュとライアン、地元紙が5シーズンの成績で比較

 16日(日本時間17日)の敵地ロイヤルズ戦で今季7勝目を逃したレンジャーズ・ダルビッシュ有投手。7回途中を8安打6奪三振3失点(自責2)と今季14度目のクオリティスタート(QS、6回以上自責3以下)を達成したものの、味方打線の援護は少なく、6月12日以来となる白星はならなかった。チームは同点の9回に1点を失い、サヨナラ負け。ダルビッシュに勝敗はつかなかった。

 この黒星の中でレンジャーズの地元メディアが注目した記録がある。ダルビッシュの“ライアン超え”だ。

 2012年にメジャーデビューしたダルビッシュは実働5シーズン目でメジャー通算943奪三振とし、ノーラン・ライアンがレンジャーズ在籍中に記録した939奪三振を超え、球団歴代4位に浮上した。メジャー最多5714奪三振を誇る名投手ライアンは現役生活の後半にレンジャーズに在籍。5シーズンプレーしていた。

 これを受け、地元紙「スター・テレグラム」電子版はレンジャーズのエースとしてダルビッシュとライアンを比較する特集を掲載した。

 記事ではダルビッシュの通算奪三振数がレンジャーズ史上4位となったことを改めて紹介。943奪三振はチャーリー・ハフ(1452奪三振)、ボビー・ウィット(1402奪三振)、ケニー・ロジャース(1201奪三振)に次ぐ数字で、ライアンを含めた5投手のうち、ダルビッシュの登板数が最も少ないことに言及した。その上で「この記録がソーシャルメディア上での議論に火をつけた。レンジャーズでの5シーズンにおいて、誰が最も素晴らしい投手なのだろうか」と投げかけた。

地元紙が比較した両投手の成績は…

 同紙が比較しているダルビッシュ、ライアン両投手の成績は以下の通り。

〇勝敗(勝率)
ライアン 51勝39敗(.567)
ダルビッシュ 52勝38敗(.578)

〇防御率
ライアン 3.43
ダルビッシュ 3.32

〇先発登板数
ライアン 129
ダルビッシュ 120

〇完投数
ライアン 15
ダルビッシュ 2

〇投球回
ライアン 840回
ダルビッシュ 771回

〇被安打(被本塁打)
ライアン 593安打(61本)
ダルビッシュ 616安打(80本)

〇失点(自責)
ライアン 362(320)
ダルビッシュ 304(284)

〇与四球(与死球)
ライアン 353(34)
ダルビッシュ 291(28)

〇暴投
ライアン 48
ダルビッシュ 44

〇WHIP
ライアン 1.13
ダルビッシュ 1.18

〇奪三振率
ライアン 10.1
ダルビッシュ 11.1

 今回の特集ではダルビッシュが勝率、防御率、奪三振で上回る一方、ライアンよりも多く安打を許していることに触れ、最後には「各投手の時代を考え、(どちらが優れているのか)自身で決めるのが良いだろう」としている。

 ライアンはメッツでメジャーデビュー以降、4球団を渡り歩き、シーズン最多奪三振を11度、ノーヒットノーランを7度を達成した米野球殿堂入りの名投手。レンジャーズに加入したのは42歳の年であり、比較すること自体に無理がある。それでも、「レンジャーズのエースとして誰が最も優れているのか」との議論は、一部で盛り上がりを見せている。(Full-Count編集部)

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