【C大阪】山口蛍がセビージャ戦で体感した「世界との差」はどこに?

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[2017 Jリーグプレシーズンマッチ StubHub ワールドマッチ]C大阪1-3セビージャ/7月17日/ヤンマー
 
「止めて蹴る技術は全然違ったし、それは日ごろから意識しなくてはいけないと改めて感じた。(スピード感という意味で)差があった。真ん中からのパススピードは速く、サイドに振られると、どうしても追いつけなかった」

 
 1-3で敗れたセビージャ戦をこう振り返るのは、ボランチとしてフル出場した山口蛍だ。「最初から飛ばしていきたかった」と、試合立ち上がりには果敢にプレスをかけたが、相手の素早いパス回しにいなされると、山口もチームとともに自陣へと押し込まれる時間が増えた。
 
 一方、後半は両チームが多くの選手を代えオープンな展開になったことで、1点を返した。だからこそ「後半はチームとしてやろうとしていたことを徐々に出せていた。それを最初からやりたかった。そこに悔しい想いはある」と唇を噛み締める。
 
 もっとも収穫もあった。それはチームとして「世界との差を感じられた」点だ。山口個人は日本代表として数々の国際Aマッチを戦い、さらに昨季は半年だけだが、ドイツのハノファーでもプレーをした。ただ、個人としてではなく、チームとして新たな経験を積めたことが何より大きいと感じているようだ。
 
 3年ぶりのJ1を戦う今季、チームは18節を終えた時点で首位を走る。初のリーグ制覇へ向けて、「世界との差」を痛感したセビージャ戦での反省をどう生かすか。ヨーロッパ強豪クラブとの貴重な対戦を経て、C大阪がどのような進化を遂げるのか、注目したい。
 
取材・文:本田健介(サッカーダイジェスト編集部)

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