「陸奥之島」が生まれたよ 朝日・大沼の浮島、祭りで命名

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 大小さまざまな島が沼を浮遊する、朝日町の国指定名勝「大沼の浮島」で16日、岸から切り離した島に命名する「島祭り」が開かれ、新しい島は「陸奧之島」と名付けられた。

 かつては雪解けから初秋にかけて、島が水面を浮遊し、島の動静によって吉凶を占ったとされている。島自体はヨシの地下茎でできており、岸にくっついてしまうことから、大沼区民が景観を維持するために切り離し、そのうちの一つに名前を付けている。

 この日は地元住民がのこぎりなどを使って島を切り出し、今年の恵方(縁起の良い方角)である北北西にちなんで命名した。祭りでは浮島雅楽保存会の演奏に合わせ、浮嶋稲荷(うきしまいなり)神社の最上俊一郎宮司が神事を行い、名前を記した木札が島に立てられた。

 大沼区長の東海林新一さん(62)は「年々、地区の戸数は減少傾向にあるが、継続できるように頑張っていきたい」と話していた。

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