MZRacing 2017スーパー耐久第4戦オートポリス レースレポート

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マツダ車チームがST-5表彰台を独占(S耐オートポリス)

 7月16日(日)に大分県日田市のオートポリスレーシングコースにて、スーパー耐久シリーズ第4戦決勝レースが行われ、ST-5クラスでは村上モータース・ロードスター(村上博幸/脇谷猛/加藤正将)がSUGO、鈴鹿に続き3戦連続でポール・トゥ・フィニッシュを達成。
 
 BOMEXロードスター(筒井克彦/山下潤一郎/山西康司)が同2位に、NOPROデミオSKY-D(関豊/梅田剛/井尻薫)が3位に入り、マツダ車チームが表彰台を独占しました。

 午前8時30分にフォーメーションラップがスタートした第2グループ決勝レースでは、ST-5クラスのポールポジションから飛び出した村上の#88ロードスターがオープニングラップをリードし、その後に#2 BOMEXロードスター、3位に#66 odulaデミオ15MB(橋本陸/大塚隆一郎/武地孝幸)が続きました。

DXLアラゴスタNOPROデミオSKY-DはST-5クラス3位フィニッシュ

 
 唯一ディーゼルエンジンを搭載する#37 NOPROデミオも6位で追走します。しかし、ポイントリーダーの村上ロードスターは、これまでに2勝してハンディウェイト35kgを積まれており、無理は禁物です。
 
 序盤のうちに#2 BOMEXロードスターにレースリーダーの座を明け渡すものの、射程圏内に捉えたまま周回を重ねます。上位2台の僅差の戦いは中盤の、脇谷対山下の順でも続き、勝負は3時間レースの終盤へと持ち越されることになります。
 
 #2 BOMEXロードスターの筒井は、当初#88村上ロードスターに対し20秒近く離していましたが、タイヤ無交換で送り出された第3ドライバーの加藤が周回を追うごとにその差を詰め、ジリジリと迫ります。

 そして、レースが残り30分となった時、#88加藤はストレートエンドで#2を捉え、ついに逆転。気温は30度以上、路面温度も50度以上という過酷なレースコンディションでしたが、両車はその後の30分の間、テールトゥノーズでバトルを続けました。
 
 チャンスを狙う筒井に対し、加藤も隙を見せず、2台は連なったままフィニッシュラインを通過。ST-5クラスは、NDロードスターのワン・ツー・フィニッシュで終了しました。

クラス2位となったTEAM221 BOMEX マッハ車検 ND5RC

 
 3位には、序盤から徐々にポジションを上げてきた#37デミオSKY-Dが入り、同クラスの表彰台はマツダ車チームが独占することとなりました。
 
 なお、#37デミオSKY-Dのアンカー、井尻はドライビング中のドリンク補給がうまくいかず、ゴールし車外に出た途端、熱中症でへたりこむほど消耗していました。また、#66デミオ15MBは、5位に入りました。
 
 #50 LOVE DRIVE RACINGロードスター(岩岡万梨恵/小松寛子/関崎祐美子)は、前日の公式予選中にクラッシュし、決勝レースは不出走でした。

 スーパー耐久シリーズデビューイヤーで初表彰台に上がった梅田は「僕もチームもベストを尽くしました。ポディウムは嬉しいですが、できればセンターに上がりたかったです。今週はとってもクルマの調子が良く、タイムも出ていたので、自力でトップに立てる可能性がありました。チームの皆さんに感謝していますが、上位2台が速や過ぎました。次は私たちが優勝したいです」と感想を語りました。
 
 3連続ポール・トゥ・ウインを果たした村上さんは、「まったく想像すらしなかったことが達成できて、自分たちが一番びっくりしています。とにかく欲をかかずにきちんとノーミスで完走を重ねれば、結果は自ずとついてくると思いますが、残り2戦もドライバー全員、チーム一丸となって走り、チャンピオンを目指します」と話しています。

 ST-4クラスに出場した#54 TC CORSEロードスター(加藤彰彬/堤優威)は、「オートポリスはNCロードスターにとって相性の良いコースですが、予選は7位でした。決勝ではなんとか上位でフィニッシュしたいですね」とチームオーナーの加藤は話していましたが、決勝レースではトップグループの集団に混じって周回を重ね、終盤には3位に上がる活躍を見せます。
 
 しかし、フィニッシュ直前に猛追してきたS2000に交わされ、表彰台を逃す悔しい4位入賞となりました。

 格上の強豪ひしめくST-3クラスに出場した#17 NOPROアクセラSKY-D(谷川達也/野上達也/野上敏彦)は、前回鈴鹿で予選不通過の憂き目にあいましたが、その後、改良を加えたことで今回はラップタイムも上がってきました。

DXLアラゴスタNOPROアクセラSKY-D

 
 暑いレースだったにもかかわらず第2戦SUGOで直面したオーバーヒートの心配もなく、順調に周回を重ね、トラブルなしで3時間レースを完走しています。
 
 チーム代表の野上(敏)は、「今回はライバルとの差をまた少し縮めましたが、現在次のステップを用意しており、それが予定通り進めば次戦富士は長丁場ということもあり、ライバル達と絡むことができると思います。富士でのアクセラの走りにご期待ください」と語っています。

 次戦富士10時間レースは、9月2日に公式予選が行われ、翌3日には全クラス一斉スタートの決勝レースが行われます。2日には、マツダ車応援観戦ピットツアーも実施の予定です。どうぞお楽しみに。

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