野水鋼鉄店、新潟県の「イクメン応援宣言企業」に認定

 野水鋼鉄店(本社・三条市、社長・武田恒夫氏)は近年、働く環境の整備に注力しており、5月に男性社員の育休取得を促進する新潟県の「イクメン応援宣言企業」に認定された。

 武田社長夫人の武田水江取締役総務部長が中心となり、これまで育児休暇、介護休暇の制度を整備してきた。新潟県が男女の働きやすい環境を推奨する「ハッピー・パートナー企業」に続く登録。

画像
認定書を手に武田社長と総務部長(左)

 武田社長は「これから結婚や子育てを控える社員が多く、安心して働ける職場環境を整備したく、男性社員にも配慮すべく、今回の認定に向け資料の準備や就業規則を見直した」。

 「採用環境が厳しい中で同じ仕事の条件なら選んでいただけるよう。業務以外の部分で魅力ある企業にしたいというのが一番の想い」(同)。

 育児休暇を終え復帰した女性社員は短時間制度で正社員のまま勤務。土曜は休日としている。サポート体制も。ある女性は派遣社員の契約終了後、パート契約で雇用を継続。他の社員が休暇を取っても対応できるよう若干の余裕を持った体制を敷いている。

 新潟県の次世代育成支援を認定する「くるみん」「プラチナくるみん」は男性の育児休暇取得が条件。

 同時期に行った介護休暇の制度導入について武田総務部長は「介護休暇の制度は県外のプランナーから2時間の研修を受け、証明書を発行された。助成金の手続きがスムーズになる。会社の代表が内容を理解していることが前提」と説明する。

 「介護休暇を取得する可能性がある社員に配慮し先んじて整備した。介護休暇の場合、市民税以外の健康保険、厚生年金、介護保険、雇用保険などが個人負担になってしまう。社員本人と話しているとそこがネックになるようだ。法整備が進めばもっと普及するはず」(同)と話す。

 今年、同社は創業110年目にあたり、来年6月に110周年を迎える。同社は企業理念で「企業経営を通じ、社員の幸せと企業の発展で社会に貢献する」と掲げている。

あなたにおすすめ