中部特殊鋼流通の名岐、関西に進出

東大阪に新支店、納期対応力強化し拡販

 中部地区の特殊鋼流通、名岐(本社・愛知県一宮市、社長・柿本誠氏)は、関西地区に進出する。東大阪市に新支店を開設して9月から稼働をスタート。既存ユーザーへの拡販や納期対応力強化を図るほか、西日本エリア全体の販路開拓に取り組み、さらなる販売数量拡大を目指す。投資金額は約10億円。

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 名岐は機械構造用炭素鋼(SC材)の平鋼、厚板、丸棒を4千~5千トン在庫し、月間約2千トン販売する特殊鋼流通。約25台の切断機を有し、取引の大部分を占める店売り向け小ロット・短納期の切断品ニーズへ柔軟に応え、業容を伸ばしている。

 関西のユーザーに対して、同社はこれまで13年にグループ会社化した「多田鋼商店」から切断製品を供給していた。しかし数量が拡大する中で能力が不足し、需要に沿った納期対応が難しいケースが増えていた。

 現在の作業スペースでは切断機の増設が難しいことから、2年前から関西での即納体制強化、能力引き上げ策を検討。同社初となる中部外での新拠点の設置を決めた。

 開設するのは「名岐・大阪支店」。東大阪市にある既存の約1千平方メートルの建屋および約2千平方メートルの用地を購入、既に多田鋼商店が一部業務を始めているが、9月から超鋼丸鋸切断機を含めた丸鋸3台、バンドソー5台体制で本稼働をスタートする計画。

 同支店では仲間業者や二次店向けの平鋼、厚板の切断を手掛け、丸棒は本社から手配する。納期対応力に磨きをかけて既存への拡販、西日本エリア全体での新規開拓に注力し「月間販売数量450トンの早期達成を目指す」(同社)考えだ。

 大阪支店の詳細は次の通り。

 ▽所在地=東大阪市加納4―15―13

 ▽電話=072―961―5060

 ▽FAX=072―961―5070

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