古河物流、「国交省海事局長表彰」受賞

海上輸送でCO2削減

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 古河電工子会社の古河物流(本社・東京都千代田区、社長・吉田康夫氏)はこのほど、海上貨物輸送の有効活用でCO2を削減したことが認められ国土交通省の海事局長表彰を受けた。同社九州支社では2015年から電線を中京地区に運ぶ際の一部物流で定期便を設けるなどしてフェリーに切り替えており、その取り組みが認められた。表彰は澁澤倉庫の中国・九州支店と共同で受けている。

 今回古河物流が受けたエコシップ・モーダルシフト優良事業者表彰は、海運事業者などで組織するエコシップ・モーダルシフト事業実行委員会が主催し国交省が協力。同社では同じ古河電工グループの古河電工産業電線が九州工場で製造した電線の中京地区への一部輸送について、コストダウンのため顧客に海上輸送を提案。トラックからCO2排出の少ないフェリーにシフトを進めた。定期便では往路は電線を、復路は電線を巻いていた空ドラムを運んでおり往復ともにフェリーを活用している。切り替えに際して積荷の固定や、定期便に合わせた生産計画の調整など、さまざまな工夫を重ねた。

 併せて古河物流では地球環境に優しい海上貨物輸送を一定以上利用する荷主や物流事業者を対象とするエコシップマーク認定も取得。認定証を受け取った同社の高橋勝彦九州支社長は「顧客に合った最適な提案をさらに進めやすくなった」と話している。

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