小野地区の防災屋内端末 豪雨発生時に障害

 福岡・大分豪雨発生時の5日夕方から夜にかけて、日田市の防災情報などを伝える屋内端末が小野地区など432世帯で使えなくなっていたことが18日までに分かった。小野川下流で起きた土砂崩れで、電線に併設していた光ケーブルが切れたため。同地区には当時、避難指示が出ていた。

 小野地区では307世帯で通信障害が発生。他に大鶴地区の119世帯などで影響があった。現在も両地区の24世帯で復旧していない。市によると、小野地区のケーブルが切れたのは午後7時20分ごろ。避難指示は同6時45分に出ていた。幹線から各世帯につなぐ引き込み線も切れた可能性があるという。

 端末は市の直営ケーブルテレビ局「水郷TV」加入世帯に設置。ケーブルが切れた地域では電話線も切れ、住民が情報を得るには屋外の防災無線か携帯電話しかない状態だった。

 市情報統計課は「5年前の豪雨や昨年の熊本・大分地震でも切断された。今後、別の方法も含めて市全域に伝達する方法を検討する」と話している

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