知人ら500人 別れ惜しむ 土砂崩れ犠牲の山本さん葬儀

©有限会社大分合同新聞社

多くの参列者が突然の別れを惜しんだ=17日午後1時55分、日田市三和の葬儀場

 福岡・大分豪雨の大規模な土砂崩れで犠牲となった日田市小野地区の消防団員山本岳人さん(43)の葬儀が17日、市内三和の葬儀場で営まれた。原田啓介市長、職場や地元関係者、知人ら約500人が参列し、若すぎる死を悼んだ。会場には山本さん愛用のカメラや家族アルバムなど、思い出の品々が並べられた。原田市長は「町内会や子ども会、祇園祭などに熱心に携わり、日田を愛してやまなかった。誰よりも情熱を持って消防団活動に取り組んでくれた。空の上から温かく見守ってください」と弔辞を読んだ。

 喪主で妻の佳代さん(39)は「たくさんの方々に支えられ、幸せな人生だった。私たち夫婦の夢は、子育てが落ち着いたら新婚旅行で訪れた北海道に行くことでしたが、かなわなくなり、残念で仕方ない。これからの人生を家族で支え合い、生きていきたい」と涙ながらに述べた。市災害対策本部によると、山本さんは6日午前、消防団員として活動中、土砂崩れに巻き込まれた。

あなたにおすすめ