被災地はいま 日田の元気伝えたい 高校生がSNSに投稿、PR

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地元の商店の人たちと写真を撮る高校生=17日午前10時41分、日田市豆田町

 「日田の元気を伝えたい」―。福岡・大分豪雨で観光客が激減した日田市で17日、市内4高校の生徒たちが地元の健在ぶりを全国に発信しようと、市中心部の豆田、隈両地区で住民と一緒に写真を撮影した。会員制交流サイト(SNS)に投稿する。宿泊施設が多い両地区はほとんどの店が通常通りに営業している。街の様子を多くの人に知ってもらうため、店主らと笑顔で写真に納まった。

 日田、日田林工、日田三隈、昭和学園の高校生25人がグループに分かれて店などを1軒ずつ訪問。「がんばろう日田」「日田は暑い 人の心もあつい」など、店の人に書いてもらったメッセージと一緒に写真を撮っていった。大鶴地区に住む日田林工2年、井川美結さん(16)は、豆田町を歩いたのは2週間ぶり。「通りもきれい。町の人の明るさを伝えたい」と笑顔で話した。

 豆田町では浸水被害を受けた商店も多いが、ほとんどが営業を再開した。甘味処「田舎庵」オーナーの橋本好子さん(60)は「例年に比べ、観光客が少ない。店のホームページで発信するにも限界がある。若い人らしい発想で、先頭を切って頑張ってくれてありがたい」と語った。

 活動は高校生の職業体験などに力を入れている団体「日田しごと学び舎(や)」が開いた。生徒から「被災者の力になりたい」との声が寄せられ、笑顔の写真を投稿するプロジェクトを考えた。集まった100枚以上の写真は順次、同法人のフェイスブックやツイッターに投稿する。多くの人に拡散してもらい、街の元気をアピールする。

 4校の生徒は街頭で募金活動も実施した。後日、市に義援金として寄付する。

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