ユベントス、ミランからアッレグリ監督の愛弟子を獲得も、サポーターは賛否両論

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 レオナルド・ボヌッチをミランに売却したユベントスは、入れ替えでミランから、同じくイタリア代表DFのマッティア・デ・シリオを獲得するようだ。しかし、マッシミリアーノ・アッレグリ監督の愛弟子の獲得に、サポーターの意見は二分している。

 大黒柱のひとりだったボヌッチの売却という衝撃から3日後。イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は17日、ユベントスが1200万ユーロ(約15億4000万円)でデ・シリオを獲得すると報じた。
 
 ミラノとの契約を1年残しているデ・シリオは、昨シーズン終盤にサポーターとのトラブルが報じられるなど、以前からミラン退団の噂が後を絶たず、新天地候補の最右翼とされていたのが、恩師のアッレグリ監督が率いるユベントスだった。
 
 ミランの下部組織から昇格したデ・シリオは2011年、当時アッレグリ監督が率いていたトップチームでデビューを飾り、以降は順調に成長。13年からはイタリア代表にも選出されるようになった。
 
 だが、アッレグリ監督が解任されて以降、デ・シリオのパフォーマンスは安定感を失う。代表ではEURO2016で評価を高めたが、ミランでは精彩を欠くことが少なくなく、サポーターやメディアから批判されるようになった。前述のトラブルも、これに起因している。
 
 そのため、一時はパオロ・マルディーニの後継者ともいわれたデ・シリオの獲得に、一部のユベントス・サポーターからは不満の声が上がっている。
 
 ガゼッタ紙によれば、SNSでは「ボヌッチ放出に続く酷い知らせ」とデ・シリオ加入に反対する意見が多く投稿され、「欧州制覇に足りなかったのはこれだ。ダニエウ・アウベスに代えてデ・シリオ獲得」と、皮肉をまじえてクラブの補強を批判するサポーターもいた。
 
 一方で、まだ24歳と若く、恩師の下では輝いていたデ・シリオだけに、歓迎するサポーターも少なくない。なかには「素晴らしい1年を過ごし、ミラン戦で得点するはず」と予想する声もある。
 
 賛成のサポーターは、「なぜ批判するんだ? 才能ある選手で、モチベーションも新た。アッレグリに信頼され、トッププレーヤーになれるじゃないか」「どうして嫌われるのか分からない。若く、アッレグリの下でうまくやるはず。左右をこなせ、意識もしっかりしている」と、新天地での活躍に期待を寄せた。
 
 正式発表も近いとみられるデ・シリオは、ユベントスでサポーターを納得させるようなパフォーマンスを見せることができるだろうか。
 
 なお、ユベントスはこの日、デ・シリオの他に、ジャンルイジ・ブッフォンの後継者候補も確保したようだ。ガゼッタ紙は、ヴォイチェフ・シュチェスニー獲得でアーセナルと合意したと報じており、こちらも移籍金は1200万ユーロだという。
 
 2シーズンにわたるローマでのレンタル生活を終えたシュチェスニーは、ユベントスでブッフォンの控えを務める予定。だが、ブッフォンは17-18シーズンを最後に現役を退く予定のため、シュチェスニーは来年からユベントスの正守護神になるとみられている。

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