イグサ収穫機9年ぶり復活

クボタ、伝統継承へ追い風

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クボタが復活させた収穫機「いぐさハーベスタ」

 畳表の原料となるイグサの生産を後押ししようと、農機大手のクボタが専用の収穫機の製造を業界として約9年ぶりに復活させた。畳の需要減少や中国産イグサの輸入で国内農家が減り、一度は製造から撤退したが、収穫量日本一の熊本県からの強い要望に応えた。海外での日本ブームや2020年の東京五輪も追い風に、伝統産業の継承へ期待が高まっている。

 イグサの収穫は重労働の上、梅雨の晴れ間に一気に行わなければならず、専用の収穫機は欠かせない存在だ。クボタが復活させた「いぐさハーベスタ」は刈り取りから選別、運搬までを1台で賄える。当面は19年まで100台の限定販売となる。

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