17年上半期の少年非行率が改善

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 岡山県警が14日発表した今年上半期(1〜6月)の県内の少年非行状況によると、少年千人に占める刑法犯少年の割合を示す「非行率」は1・85人で、全国ワースト3位だった前年同期(2・31人)から改善が見られた。中高生で減少が目立ち、県警は警察官が学校を巡回する学校警察連絡室や非行防止教室による取り組みが奏功したとみている。

 刑法犯少年の総数は365人で、前年同期の446人から約2割減少。内訳は万引や自転車盗など非行の入り口とされる「初発型」が200人と前年同期より39人減った。他は暴行や傷害といった粗暴犯72人、詐欺などの知能犯7人、凶悪犯3人—などだった。

 年代別では中学生が105人(前年同期160人)、高校生94人(同137人)と大幅に改善した。一方で小学生は53人(同43人)と増加し、万引が約7割を占めている。過去に摘発された少年の再非行率は36・4%で、前年同期から4ポイント改善した。

 県内の年間非行率は1990年から26年連続で全国ワースト10位以内、2012〜14年は全国最悪だった。県警少年課は「非行率は改善傾向にあるものの、非行の低年齢化を防ぐため、低学年児童対象の非行防止教室や店舗の見回りに努めたい」としている。

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