「海水浴場に津波」 田辺市扇ケ浜で避難訓練

 和歌山県田辺市は「海の日」の17日、扇ケ浜海水浴場で津波避難訓練をした。海水浴などを楽しんでいた約300人中66人が避難行動をとり、最寄りの津波避難ビル屋上に避難した。

 2011年の東日本大震災をきっかけに、観光客らを津波から守ろうと12年から毎年続けている。今回は6年目。

 訓練は同日午前10時10分、震度5弱~7の激しい揺れが発生し、10~15分で最大10メートルの津波が到達すると想定。「大津波警報発令」の放送を合図に監視員2人と巡視員3人、市職員8人が海で泳いでいたり砂浜で遊んでいたりした家族連れらに、避難するよう呼び掛けた。

 訓練に参加した66人は道路を渡って、210人を収容できる津波避難ビル「ろうきんビル」の屋上(海抜18メートル)まで上がった。放送から最後に屋上に到着した人の避難終了までの所要時間は11分20秒だった。

画像
【津波避難訓練でビル屋上に上る海水浴客(17日、和歌山県田辺市末広町で)】

あなたにおすすめ