川崎の中小企業の連携促進 28日にイベントをリニューアル

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 中小企業の新規事業や取引先確保に役立ててもらおうと、県中小企業家同友会川崎支部とたま田園支部は、連携先の“出会いの場”を提供するイベントをリニューアルする。多彩なプログラムを用意し、同友会は「中小企業やさまざまな団体とのコラボレーションのきっかけとなり、成果を世界に発信したい」と意気込んでいる。

 リニューアルされたのは、両支部が川崎市産業振興会館(幸区)で28日に開催するイベント「ビジックスワールド2017」。2015年秋まで6回開いてきた、中小企業が自慢の製品や技術などを展示・紹介するイベント「ビジネスリゾート」を発展させる。

 元々はリーマン・ショック後の09年に「不景気を吹き飛ばそう」と、「かわさき同友会まつり」をスタート。イベント名に「リゾート」を入れるなどして続けてきた。

 15年は、市内を中心に製造業やサービス業など100社が出展し、約800人が来場するなど、規模が拡大。「同友会以外の参加を増やし、コラボレーションに特化しよう」(同友会)と、名称を、ビジネスと「かけ算のかける」の意でX(エックス)を組み合わせ、「ビジックス」とした。

 リニューアルする今年は、同友会以外も含め70社・団体が参加予定。企業ブースのほか、大企業の開放特許を中小企業に紹介して新たな製品開発を促す市知的財産交流会や、学生向け合同企業説明会、オートバイメーカー・ハーレーダビッドソンの売り上げを国内で劇的に増やしたという元日本法人社長・奥井俊史さんの講演(25日までに要事前申し込み)なども行われる。

 「これからの中小企業は、下請けだけではなく、異業種が手を携えて新商品や新ビジネスなどを開発することが大切。そのためにさまざまなコラボレーションの形を見せていきたい」と坂本将平実行委員長。6月30日には坂本委員長や水口勉同友会代表理事が福田紀彦市長に協力を要請し、市長も「殻を破って年々進化している。今後も発展させてほしい」と期待した。

 イベントは入場無料、午前10時〜午後6時。問い合わせは、県中小企業家同友会事務局電話045(222)3671。

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