特定失踪者救出に「力尽くして」 家族会が拉致担当相に請願書

画像
加藤勝信拉致問題担当相(右)に請願書を手渡す大沢昭一さん=18日、内閣府

 北朝鮮による拉致の可能性を排除できない特定失踪者の家族有志でつくる「特定失踪者家族会」は18日、加藤勝信拉致問題担当相と内閣府で初めて面会し、政府認定の拉致被害者と区別することなく、特定失踪者の救出に力を尽くすことを求めた。

 家族会は特定失踪者の救出を目指し5月に結成され、現在48人の家族44人が参加する。面会には会長を務める新潟市西蒲区出身の大沢孝司さん=失踪当時(27)=の兄昭一さん(81)と、幹事で長岡市の中村三奈子さん=失踪当時(18)=の母クニさん(74)ら9人が出席した。

 昭一さんは、拉致の可能性が濃厚な特定失踪者を拉致被害者と認定することなど8項目の請願書を加藤氏に手渡した。

 昭一さんは「全国の特定失踪者家族は放置され、このまま置き去りにされてしまうのではないかという不安を共有している。私たちの思いは家族を取り戻すことだ」と訴えた。

 加藤氏は「拉致問題を含む人権問題に対応すべきという機運はひしひしと伝わっている。(拉致被害者の)認定がある、ないにかかわらず問題に取り組んでいきたい」と応じた。

あなたにおすすめ