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ヒアリ水際で止めろ 熊本、八代港に捕獲わな

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ヒアリの侵入を水際で防ぐため、熊本港のコンテナターミナルに捕獲用わなを並べる県熊本港管理事務所の職員=18日、熊本市西区

 南米原産の強毒アリ「ヒアリ」が国内の港で相次ぎ確認されているのを受け、国際コンテナ船が寄港する熊本港(熊本市)と八代港(八代市)を管理する県は18日、両港に捕獲用わな約100個ずつを設置した。

 県によると、18日現在、県内でヒアリは発見されていないが、職員らが定期的に見回り、水際で侵入を食い止めるため警戒を強めている。

 熊本、八代両港は韓国・釜山[プサン]港と結ぶ定期国際コンテナ船が週3便、運航。釜山で積み込まれる輸入品のコンテナ取扱量が近年、増加傾向にある。

 ヒアリが生息域を広げる中国も輸入元の主力で、2016年取扱量は熊本港が20フィートコンテナ換算で約870個、八代港は約2220個。熊本は建具などの木製品、八代は畳表や肥料が多いという。

 こうした状況から、県はヒアリの上陸を警戒。ビル管理などで害虫捕獲に使う粘着式わなを購入し、職員らが同日、積み荷を保管する倉庫の内部やコンテナターミナルのフェンス沿いに並べた。

 県港湾課は、ターミナルを利用する運送業者らにも、見慣れないアリを発見したら触らずに連絡するよう呼びかけている。(太路秀紀)

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