韓国型機動ヘリの欠陥を1年間も放置?朴前大統領に新たな疑惑=韓国ネット「全ての場所が不正のターゲットに」「今戦争が起きたら負ける」

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2017年7月18日、韓国・京郷新聞によると、韓国の朴槿恵(パク・クネ)前大統領が韓国型機動ヘリコプター「スリオン」の安全性に関する欠陥と開発過程での不正疑惑について監査院から報告を受けていたにもかかわらず、それを黙認していたとの主張が出た。

国会法制司法委員会所属の鄭成湖(チョン・ソンホ)議員が監査院から提出を受けた資料「大統領の随時報告の現況」によると、朴前大統領は昨年8月12日、監査院から「軍需装備獲得および運用関連不正点検」の結果について報告を受けた。

報告にはスリオンのエンジンと前方ガラス(ウインドシールド)の欠陥についての内容が含まれていた。監査院の監査委員会は約2カ月後の10月20日に監査結果を最終議決し、同年11月22日に結果を公開した。しかし、監査院はスリオンの欠陥についての内容を公開対象から除外し、今月16日になってようやくスリオンに対する不正と捜査依頼の内容を発表したという。

鄭議員は「すでに1年前に同一の監査結果が出ていたのなら、なぜ当時の防衛事業庁長に対する捜査依頼がなかったのか、捜査依頼があったのならなぜ捜査が行われなかったのか疑問」と指摘した。これに対し、監査院は「昨年のスリオンの監査過程で欠陥が見つかり、追加の調査を行った。今回発表したものは追加の調査内容に関するもの」と釈明した。

これについて、韓国のネットユーザーからは「そんな人が大統領として国民の上に君臨していたなんて信じられない」「刑罰がまた一つ追加された。弾劾されていなかったら今ごろ韓国はどうなっていただろう?考えただけで恐ろしい」「朴槿恵政府の不正のターゲットにならなかった場所はないみたい」など驚きの声が上がっている。

また、「朴槿恵じゃなくて崔順実(チェ・スンシル、国政介入事件の中心人物)に報告するべきだった。崔順実はこの事実を知っていたの?」「知識もないのに指示できるはずがない。分からないからパスしたのだろう」「朴大統領は安保を韓国ドラマで学んだから、対処の方法が分からなかった」などと指摘する声や、「今戦争が起きたら確実に負ける」と不安を示す声も。

一方で「その程度のことは実務者らで判断し、改善するべきだ。全てを大統領が行うのは無理」と主張する声もみられた。(翻訳・編集/堂本)

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