「迎え鐘」の鐘楼、お盆へ修復終え 京都・六道珍皇寺

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真新しい鐘楼で、「迎え鐘」の綱を引き鐘を鳴らす僧侶ら(京都市東山区・六道珍皇寺)

 お盆に先祖を迎える「迎え鐘」で知られる、京都市東山区の六道珍皇寺の鐘楼修復が終わり、18日落慶法要が営まれた。坂井田良宏住職(70)らが朱色の美しい建物前で早速、綱を引いて鐘を鳴らした。

 平安時代の葬送地に近い同寺は、冥界への入り口「六道の辻」にあたるとされ、お盆前の精霊迎えの行事として同寺で鐘を突く。寺によると8月7~10日の4日間で約10万人が訪れるという。

 鐘楼は1663(寛文3)年の建築。昨年9月から解体修理を行い、瓦の大半をふき替えたほか、柱もヒノキ材に替えた。大規模修理は1912(大正元)年以来105年ぶりという。

 法要では、臨済宗建仁寺派の小堀泰巌管長(74)ら同派の僧侶が読経した。坂井田住職は「鐘は以前と同じだが、建物が新しくなると音色まで変わったようだ。今年は新たな気持ちで先祖を迎えていただきたい」と話した。参拝者は8月1日から、鐘を突くことができる。

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