すでに大量補強を進めているミラン。
10年前と比較すると選手の“質”的には当時ほどではないが、それでも代表経験を持つ選手が加入している。
プレシーズンマッチでバイエルンを4-0で下すなど好調だが、新生ミランには協力なフリーキッカーが複数人いるのをご存知だろうか?
まずは右足。
レヴァークーゼンから加入したハカン・チャルハノールは、言わずと知れた名フリーキッカー。
出場停止処分があった2016-17シーズンはフリーキックでゴールをあげることができなかったが、ハンブルガーSV時代の2013-14シーズン、ドルトムント戦で衝撃の40m級キックを突き刺したことで一躍話題に。
カールスルーエ時代の2012-13シーズンにはフリーキックだけで7得点をマークするなど実績も圧倒的で、今や「世界最高のフリーキッカー」と言って差し支えない存在だ。
そして、左足にも強力なキッカーが!
その選手とは、ヴォルフスブルクDFリカルド・ロドリゲスである。
強力かつ高精度のクロスが持ち味のサイドバックで、セットプレーはお手の物。ヴォルフスブルク時代には幾多のクロスでチャンスを演出し、このほどミランへとステップアップを果たした。
件のバイエルン戦でもフリーキックからフランク・ケシエのゴールをお膳立て(00:38から)!
良いフリーキッカーが複数いるチームは多くても、左右にこれだけの実力者を揃えているクラブはかなり珍しいはずだ。フリーキッカーの面子的には世界最強…?