LIXILグループ、社会的責任投資指数の構成銘柄に

 LIXILグループは24日、ロンドン証券取引所グループで投資指数などの情報を提供する英フッツィー・ラッセル社から社会的責任投資の代表指数である「FTSE4Good・Global・Index」の構成銘柄に指定されたと発表した。

 現在環境・社会・ガバナンスの三つに配慮した経営に関する投資家の関心が高まっている。今回LIXILグループが選定されたのは投資判断やリスク分析に活用される代表的な指標。3点すべてで高い評価を得た企業が対象となっている。

 フッツィー・ラッセル社では独立委員会のメンバーが300以上の項目を分析しており、企業のリスクレベルや実績を評価。高い評価を得た企業は、長期的な持続可能性が高いと判断される。

 併せてLIXILグループは米MSCI社が性別多様性の分野で優れた取り組みを行っている日本企業を選ぶ「MSCI日本株女性活躍指数」にも指定されている。

 LIXILグループの瀬戸欣哉社長は「環境・社会・ガバナンスに配慮した事業運営には、さまざまなステークホルダーが注目している。今後も責任ある事業運営を推進していきたい」としている。

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