【大宮】伊藤彰新監督のアプローチ法は?「攻撃面の土台はできつつある」

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 J1残留に向けて、正念場の続く大宮。5月に渋谷洋樹前監督からチームを引き継いだ伊藤彰新監督は、中断期間でいかにチームに“イズム”を注入したのか。新加入選手の組み込みやブラジル人コンビ(マルセロ&カウエ)の印象、後半戦のプランは?
 
 7月29日に開催される19節・神戸戦を控え、クラブハウスで伊藤監督を突撃取材。攻撃的なパスサッカーを志向する指揮官の独占インタビューをお届けする。
 
――◆――◆――
 
――改めて嬬恋キャンプを振り返ってください。
 
「日ごとにテーマを決めて、18節までの修正と新しいことへのチャレンジを行ないました。全体として選手たちはハードワークしてくれましたし、それぞれが理解を深めるキャンプになったと思います」
 
――選手の組み合わせを変えながら、短い時間での紅白戦を何度も実施しました。
 
「新加入選手がいますからね。少し長めに試合時間を取っても良かったんですけど、いろんな選手たちがコミュニケーションを取りながらプレーをしてほしかった。相互理解するために短い時間で選手を入れ替えました」
 
――新加入のブラジル人コンビ、マルセロ選手とカウエ選手のフィット具合は?
 
「フィットしてきていますよ。ふたりとも能力は高いですし、技術面だけでなく、戦術面での吸収力もありますね」
 
――マルセロ選手をどう起用法は?
 
「前線の選手(1トップ、両サイドハーフ、インサイドハーフ)として考えています。状況によって、ですね。シュート力やキープ力がありますし、戦術眼も備えている。彼には得点やアシストといった、勝利に直結する部分で期待しています」
 
――カウエ選手はアンカーでしょうか?
 
「アンカー、インサイドハーフ、サイドハーフ、SB、CB……。彼と話したら『どこでもできる』と言っていましたし、実際にいろんなポジションができますから。チーム状況やバランスを考えて、どこで起用するかを決めていきたい」
 
――では、カウエ選手の強みは?
 
「球際の強さとボール奪取能力。そこにプラスしてビルドアップにも長けています。特長として挙げるなら、そのふたつですね」
 
――19節・神戸戦以降の戦い方のプランは?
 
「一戦一戦に全力で向かうだけです。先のことを考えても仕方ないですから、パスサッカーという自分たちのベースを強化しながら、目の前のゲームに照準を合わせて勝点3を積み上げていくだけです」
 
――トレーニングでは攻撃に重点を置いています。
 
「そうですね。攻撃面での土台はでき上がってきました。もったいない失点をしないなど、そこに徐々に守備面の肉付けもしていく必要があります。失点をゼロで抑え、なおかつ得点を奪えるチームにしていきたいです」
 
取材・文:古田土恵介(サッカーダイジェスト編集部)

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