匂い大きさ思いっ切り  波止場餃子が人気

 横浜港・山下ふ頭の波止場食堂山下店(横浜市中区)に、ニラとニンニクを存分に利かせた「波止場餃子(ギョーザ)」が登場し、港湾労働者らの人気を集めている。

 野毛の名物中華店「萬里」の福田豊会長(76)が監修し、食堂内で作り上げる本格派。運営する横浜港湾福利厚生協会は「味とボリューム、そして価格でインパクトを追求した」という自信作だ。

 ミナトで働く人たちが元気に働けるようにと、福田会長が「これ以上は…」と驚く量までニラとニンニクを入れ、一回り大きくしたのが特徴だ。

 市は2020年の一部完成に向けて同ふ頭を再開発するため、波止場食堂は18日、ふ頭内の奥に移転した。ギョーザの提供は日曜日を除く昼食のみ。

 1皿5個入り200円。定食は420円。問い合わせは、同協会電話045(681)6751。

© 株式会社神奈川新聞社