川崎市内の中学生が8月16日から友好都市の韓国・富川(プチョン)市に派遣され、現地で同世代のサッカーチームと親善試合を行う。中学生らが27日に市役所を訪れ、福田紀彦市長に意気込みを語った。
昨年は友好都市提携20周年の記念事業として、富川から15歳以下のチームを招き、親善試合が行われた。今年はサッカー部やクラブチームに所属する川崎市内の中学生16人が選抜チームに選ばれ、監督やコーチらと一緒に訪韓する。
主将を務める2年生の畑瞭平さん(14)=高津区=は「以前もサッカーの試合でソウルに行ったが、選手の体の強さやスピード感の違いに驚いた。富川でもどんな練習をしているのか尋ねてみたい」と期待を込めた。
2泊3日の滞在中は、富川市内の視察や選手同士の交流会、キムチ作り体験なども行われる予定。