嫌われるかも…年下男性と付き合う時のNGポイント

年下の男性とのおつきあいが始まり、有頂天になったのもつかの間、今度は嫉妬したり不安になったり…。同世代よりも、続けていくことが困難に感じるかもしれません。

ここでは、年下の男性とおつきあいが始まってからのタブーについてお伝えします。

タブー1:甘えられない・頼れない

年下であろうと、彼氏は彼氏。あまりに年の差があると頼りにくいこともあるでしょうけれど、頼れそうなところは思い切って頼ってみましょう。いい年だからと格好つけたり、「甘えたい」という気持ちを歪ませて、拗ねたりいじけたりしてしまう人が多いですが、素直に甘えてみましょう。格好悪くなんかありません。男としては、やはり頼られるとうれしいものです。

タブー2:姉御風を吹かせる

年下男子と恋したいなら知っておきたい5つのタブーでも、お伝えしましたが、上から目線になったり、アドバイスしてばかりなどは禁物です。年下であっても、立てるところは立てて。「男は繊細だから」という理由ではなく、相手を「大切にする」ことが人と親密におつきあいしていくなかで、とても大切なことだからです。特に、男女関係の場合、相手を大切に思えないことは、自分を大切に思えないことと同じ。パートナーは「自分の鏡」だからです。相手のこと、自分のこと、両方を「大切にする」ことを考えれば、「立てること」の意味合いも、違ってくるのではないでしょうか。

タブー3:調子に乗って浮気

年下男子との恋が始まり、女として自信を持ち過ぎて増長してしまう年上彼女もいます。彼氏以外の年下男子に色目を使ったり、他の年下男子の話をして彼の気を引こうとする人も。でも、年上彼女の魅力は、若さを武器にした傲慢さが消えた「心の美しさ」でもあるのです。ここで増長して心が汚れてしまうと、彼にがっかりされてしまいます。調子に乗ってダークサイドに落ちないようにしましょう。恋の魔法も、あっという間に解けてしまいますよ。

タブー4:年下彼氏に夢中になり過ぎる

大人の女性の魅力は、「心の美しさ」とともに「自分の世界観を持っていること」でもあるそうです。その人らしい仕事、その人らしいファッション、その人らしい暮らしを身につけているのが魅力なのだとか。恋する乙女に戻って、趣味をあきらめたり、仕事がおろそかになったり、彼の周りの若い女子に嫉妬したり、いつも自分のほうを向いて欲しがったり……身を持ち崩してしまいがちなのも、かわいい年下彼氏の魅力があってこそ。嫉妬するのはかっこ悪いことではありませんし、ときには素直に表現してみるのもいいことですが、日々の仕事を大切にしつつ、自分を磨き続けることを忘れずに。

タブー5:卑屈になって自滅

自信過剰タイプの女性は心配要りませんが、「どうせ私なんて」「どうせおばさんだし」などと、「どうせ」が口癖のあなたは要注意。年上なのは、最初からわかっていることです。見た目はどうしても劣っていくのですから、せめて心は明るく元気に。いじけて慰めてもらうクセは止めましょう。やっかいなのが、卑屈になって「どうせ、続くわけないのよ」と不安を抱えこんだり、「本当は若くてきれいな子のほうがいいんでしょう?」などと、彼を困らせてしまう年上彼女。こんなことを繰り返していると、いくら若くて体力があるとはいえ、年下男子も疲れてしまいます。嫉妬させて気持ちを試したり、拗ねてみせたりするのはNGです。

タブー6:結婚や出産可能年齢などをちらつかせる

お互いに相手をどのぐらい大切にできるか、価値観は似ているのか、日々の暮らしのなかで確かめ合い、関係を育んでいく作業は、とても大切です。「出産できる年齢のうちに子どもを産みたいなぁ」とか「結婚する気がないなら別れたほうがいいんじゃない?」とか、普段の何気ない会話のなかに、ちらつかせるのはタブーです。プロポーズの言葉を待っているのかもしれませんが、求められると切り出しにくいものですし、彼にしてみれば、結婚したいだけなのか、自分を愛してくれているのか、わからなくなります。将来のことは、二人でゆっくり話し合って決めることです。真剣に考えて欲しいなら、日々のなかにちらつかせるのではなく、「大切な話をしたい」と話し合いの機会を持つことです。

タブー7:素直になれない

年を重ねると、どうしても「素直」になれなくなっていきます。でも、アラサーからの恋愛のポイントはとにかく「素直」であること。「寂しい」「会いたい」などと気持ちを素直に伝え、謝るときにはちゃんと謝るなど、素のままの自分と向き合いましょう。もし、自分の短所を指摘されても、「年下のクセに」なんて言わずに、素直に耳を傾けて。「自分を変える気は無い」という頑固さは、人と寄り添う気が無いというのと同じです。ただし、短所は長所。例えば、「片づけが苦手」という短所は「おおらかさ」という長所でもあります。そういう二面性を理解してもらいつつ、ダメな部分はそれなりに努力しましょう。

シンプルに言うと「年齢にこだわらないこと」「心をきれいに保つこと」「素直」がポイントです。つきあい出した時点で、お互いに対等です。人として相手を大切に想う気持ちを大切にしましょう。

しっかり心の目で選んだ人なら、年齢に関係なく続けていけますし、障害を乗り越えていくこともできます。いつまでも年齢にこだわらずに、焦らずゆっくりじっくり二人の関係を育んでいきましょう。

(文:藤嶋 ひじり)

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