新日鉄住金エンジニアリング(社長・藤原真一氏)は3日、安川電機から受注した「行橋事業所豊和会館」(福岡県行橋市)を着工したと発表した。
鉄骨造地上3階建ての厚生棟および鉄骨造地上1階建ての食堂棟の2棟で構成される厚生施設で、鉄骨総重量は435トン。竣工は18年3月の予定。
本施設の延べ床面積は4922平方メートル。施設利便性を向上させる柱スパンの採用や、鉄骨重量を低減する最適化設計の適用、屋根・外壁材への高い耐候性を有するSGL鋼板の採用などにより省エネ対策を図った。1階には食堂・厨房、売店、旅行会社、2階には診療スペース、3階にはグループ会社の事務所を配置。行橋事業所の社員2千人の健康を守る施設となる。