二の腕の上手なカバーテクと避けた方がいいアイテム

ノースリーブを着たいけれど、二の腕を露出するのが恥ずかしい……でも、諦める必要はありません。ここでは上手に二の腕を隠せるおしゃれコーデをご紹介します。

気になる二の腕を上手にカバーするには?

暑い夏は、ノースリーブを着たくなります。でも、年齢やコンプレックスから二の腕を出すのは恥ずかしい、と思っている人も少なくありません。今季は、盛り袖などのデザイントップスを活用したり、カーデを使った着こなしを試してみては? ここでは、二の腕が気になる人が避けるべきアイテムと、上手な二の腕カバーコーデ&着こなしテクを紹介します。

二の腕の着痩せにはNG! 避けた方がいいカラーやアイテム、デザイン

二の腕が太く見えるのではないかと気になる方は、ノースリーブといった二の腕を露出するデザインは当然避けると思いますが、ノースリーブの中でも特に避けたいのが、ホワイトやパステルカラーのような明るい色、レッド、オレンジ、ピンク、イエローなどの暖色系のカラーのものです。これらのカラーは膨張色といってその物を膨張させ大きく見せてしまいます。二の腕はもとより、上半身を大きく見せてしまうので、注意が必要です。

一方、布で覆い隠していても、かえって二の腕が目立つアイテムやデザインもあります。例えば、リブTシャツなどで二の腕をぴったりと締め付けるデザインです。首回りが詰まっていたりすると特に強調されるので、気を付けてください。

また、パフスリーブのように肩でふくらんで二の腕を締め付けるようなデザインは、膨らんでいる部分がさらに太く見えてしまい、二の腕が逆に目立ってしまうのでNGです。覆い隠す場合は、手首やひじ下など細い部分を強調する袖丈にしましょう。丈で言うと、二の腕の一番太いところまでの半袖も、太さを強調するので避けたほうがいいでしょう。ピタッとしたデザインならなおさらです。

フリルだとしても、肩の部分だけ小さなフリルがあしらわれた短め袖のタイプは、上半身を大きく見せ、二の腕も強調してしまうため、おすすめできません。

「ベルスリーブ」は二の腕カバーに最適

出典:WEAR

裾にかけて広がっている、釣り鐘(ベル)のような形をしたベルスリーブは、今季のトレンドを押さえつつ、二の腕もカバーしてくれるので、おすすめです。べルスリーブは、裾部分の形のおかげで、手首の細見え効果が期待でき、また隠れている腕自体も細いイメージを与えることができるので、女性らしく演出することが可能です。

「大ぶりのフリル袖」で細見え効果

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肩口部分がフリルになった盛り袖は、二の腕の太さを上手にカバーしてくれます。フリル部分が大きいほど、二の腕の細見え効果を発揮。フリルの長さは、二の腕の真ん中くらいまでカバーできるとよいでしょう。ただし、フリルが小さかったり、短すぎたりすると逆に二の腕が目立ってしまうので注意しましょう。

注目の「ケープブラウス」で上手に二の腕を隠して

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肩掛け風のこなれ感が1枚で叶うケープブラウスは、ノースリーブに抵抗のある人には、ぜひコーデに投入して欲しいアイテムです。エレガントに露出できるので、大人女性にぴったり。カラーも収縮色のブラックを選べば、さらに細見え効果が期待できます。

「手持ちのカーデ」も上手に肩掛けすれば二の腕カバーに

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ノースリーブで二の腕を出すことに抵抗がある人は、カーディガンやシャツを重ね着するものですが、しっかり着こんでしまうと暑苦しいので、カーディガンをサッと肩掛けするだけでもカバーできます。コットンやコットンリネンなど、薄くてドレープ感があり、涼しい素材のものをチョイスしましょう。

また、上手な肩掛けの方法は、袖から腕を抜いた状態で、羽織るようにすること。Gジャンやジャケットを羽織るようにカーディガンを活用します。トップスと同系色のタイトなパンツやロングスカートなどに肩掛けしてYラインを作れば、女性らしく華奢に見せる効果もあります。肩掛けは、視線を上に持っていくことができるので、背が高く見える効果が期待できたり、なで肩カバーにも最適。冷房対策にも一役買ってくれるので上手に活用したいものですね。

(文:遠藤 友香)

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