ロンドンで開催されている第16回世界陸上競技選手権大会。
最も注目される競技はやはり短距離走で、男子100m走ではウサイン・ボルトの銅メダルがいろいろと話題になっている。
この後は男子200m走や4×100mリレーが予定されており、日本人選手の活躍にも期待がかかる。
そこで今回は、「もし日本人サッカー選手で4×100mリレーのメンバーを選ぶとしたら、一番速い組み合わせは?」という質問を編集部のそれぞれにぶつけてみた。
選出の対象は現役選手のみ。それぞれには走順まで考えてもらった。
あなたかが考える最速の日本人メンバーは?
編集部I
第一走者:前田 大然(水戸ホーリーホック)
第二走者:永井 謙佑(FC東京)
第三走者:浅野 拓磨(シュトゥットガルト)
第四走者:宮市 亮(ザンクト・パウリ)
【コメント】
サッカー選手が100メートルを疾走し続ける姿は想像しづらいが、いま最も勢いのある前田にかっ飛ばしてもらって…という流れをイメージしてみた。
アンカーはあえて宮市に。2度目の前十字靭帯断裂を負ってしまった彼が、再び快足を飛ばしてピッチで暴れるところを見たいという希望を込めて選んだ。
編集部H
第一走者:伊東 純也(柏レイソル)
第二走者:浅野 拓磨(シュトゥットガルト)
第三走者:宮市 亮(ザンクト・パウリ)
第四走者:永井 謙佑(FC東京)
【コメント】
日本サッカー界が誇る“スーパーカートリオ”はすんなり決まり、最後の1人は誰にしようか迷ったのだが、なんとなく“陸上選手っぽい名前”ということで(おい)、伊東純也を選出した。
この4人と日本の職人芸ともいえるバトンパスが成功すれば、メダル獲得は間違いなしだ!
編集部K
第一走者:岩崎 悠人(京都サンガ)
第二走者:浅野 拓磨(シュトゥットガルト)
第三走者:齋藤 学(横浜F・マリノス)
第四走者:藤春 廣輝(ガンバ大阪)
【コメント】
圧倒的なスタートダッシュを誇る岩崎悠人を第一に、バトンの関係で最も長い距離を走る第二に浅野拓磨。
コーナーワークが大事な第三はインコースに備えて齋藤学か関根貴大で攻めたいところだ。そして最後はじっくりスピードに乗った直線で藤春を発射!これで勝つ!
編集部O
第一走者:前田 大然(水戸ホーリーホック)
第二走者:伊東 純也(柏レイソル)
第三走者:永井 謙佑(FC東京)
第四走者:松本 怜(大分トリニータ)
【コメント】
急造メンバーなのでひとまずバトンパスを安定させるため右利きに限定し(利き足と利き手が違う選手もいるかもしれないがなかなか分からないので…)、コンディション面から今季リーグ戦で10試合以上出場している選手を選出。
主にカーブを走る1走と3走はFW、直線を走る2走と4走はサイドの選手に。また、ケンブリッジ飛鳥やサニブラウンといった昨今の波に乗っかるため、「レイチェル」の愛称で知られる松本怜を最終走者にした。
編集部Q
第一走者:長友 佑都(インテル)
第二走者:前田 大然(水戸ホーリーホック)
第三走者:石川 直宏(FC東京)
第四走者:永井 謙佑(FC東京)
【コメント】
スタートダッシュをかけたい第一走者には加速力に長ける長友をチョイス、100m10.9秒とも言われるがトップスピードに乗るまでの速さを評価した。
第二走者は今シーズン勢いに乗る前田、50m5.8秒の走りで後続を引き離す。スピードスターは勢いやその時の調子が大事なのだ
第三走者は安定感や精神面を重視、バトンを堅実につなげる選手としてベテランの石川を選んだ。スピードスターと呼ばれた石川だがここでは走るだけでなくチームを鼓舞してもらいたい。
アンカーは永井、ロンドン五輪のように大一番で活躍してくれるはずだ。スピードのある選手は怪我がつきもの、怪我をしているメンバーは極力省いて選考した。
あとは無事にレース当日を迎えられれば優勝間違い無し!?
編集部S
第一走者:永井 謙佑(FC東京)
第二走者:浅野 拓磨(シュトゥットガルト)
第三走者:宮市 亮(ザンクト・パウリ)
第四走者:前田 大然(水戸ホーリーホック)
【コメント】
選んだ四人は、見ていて純粋に「速い」と思った選手たち。
あとは走順だが、ロンドン五輪でスペイン代表を縮み上がらせた超人的な加速力に期待して永井をスターターに、今最も速そうな前田をアンカーに起用した。