大天守6階、再建始まる 来夏に完成

再建工事が始まった熊本城大天守の6階部分。柱などの鉄骨が運び込まれていた=8日、熊本市中央区

 熊本市中央区の熊本城で8日、熊本地震で被災し、解体された大天守の6階部分の再建工事が始まった。来年の夏ごろには、以前と同じ形の最上階が完成する。

 鉄骨造りの6階は地震で柱が損傷。5月下旬から約1カ月かけて解体された。熊本城総合事務所によると、再建する6階は以前と同じ鉄骨造り。コンクリートの床の上に鉄骨を設置するなどして、耐震化を図るという。

 この日は、クレーンで柱やはりなどに使う鉄骨を運び込む作業が続いた。お盆のため帰省し、市役所の14階から城内を撮影していた大阪府枚方市の早田清一さん(63)は「こんな熊本城の姿は悲しいけれど、今見ておかないといけない。復旧に20年かかると言われているが見守っていきたい」と話していた。(飛松佐和子)

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