【J1採点&寸評】甲府0-1浦和|超美弾の背番号10がMOM!ラストマッチの関根は…

[J1リーグ21節]甲府0-1浦和/8月9日/中銀スタ
 
【チーム採点・寸評】
甲府 6
相手より多くのチャンスを作り出して、強豪相手に善戦した。しかし結果は黒星。奮闘むなしく、柏木の個人技に沈んだ。
 
【甲府|採点・寸評】                           
GK
1 河田晃兵 5.5
クロスへの対応など安定していた。惜しくも1失点を許してしまったが、相手を褒めるべきか。
 
DF
16 松橋 優 5.5(72分OUT)
マッチアップした菊池に手を焼いた。決勝点を献上した場面では近くの新里と協力してボールを奪うことができたかもしれない。
 
5 新里 亮 5
ビルドアップ時のポジショニングが悪く、オフェンス面の貢献度は低い。失点シーンは彼のプレッシャーの甘さも一因と言える。
 
8 新井涼平 5.5
強力な相手FWに的確に対応。ハイボールも確実に撥ね返していた。それだけに相手が上手かったとはいえ、守備陣として先制点を与えたことは悔やまれる。
 
6 エデル・リマ 6
ロングボールの処理は的確で、対人でも強さを見せた。ドリブルで持ち上がるなど、攻撃面でも貢献度は高く、彼がボールを持ったらチャンスになる期待感も漂わせた。
 
27 阿部翔平 5.5(77分OUT)
攻守で最低限のことをこなしたと言えるだろう。エデル・リマが攻めあがった時にはしっかりとカバーに入った。
 
MF
2 島川俊郎 6
出足の鋭いボール奪取で中盤を掌握。攻撃面においても技術的なミスは少なく、アンカーとしての役割を全う。
 
40 小椋祥平 6
試合の入りは悪かったが、徐々に豊富な運動量で攻守両面において存在感を示す。セカンドボールを多く拾っていたことは評価に値。
 
14 田中佑昌 5(83分OUT)
持ち前の走力を発揮するも、ボールを持ってからのミスが多い。走るタイミングも味方と噛み合っていないシーンが散見された。
FW
10 ドゥドゥ 5.5
後半の初めに関根からボールをかっさらってチャンスに繋げた。試合を通して献身的に働き、ウイルソンを上手く生かしたが、肝心のゴールは生まれなかった。
 
9 ウイルソン 5.5
身体を張って、前線で基準点となった。ドゥドゥとの連係から積極的にゴールに迫ったが、ストライカーとしてネットを揺らせなかったのでは評価できない。
 
交代出場
DF
28 橋爪勇樹 5.5(72分IN)
81分にはウイルソンにスルーパスを送りチャンスを演出。右サイドを上下動した奮闘ぶりが光った。
 
DF
35 高野 遼 ―(77分IN)
プレー時間は短かったが、精度の高いクロスを何度か送った。縦だけでなく、中に運べる点でも、プレーの幅を感じさせた。
 
FW
13 河本明人 ―(83分 IN)
試合終盤に高度なテクニックで左サイドを突破したがチャンスにつながらず。それ以外に目立ったプレーはなかった。
 
監督
吉田達磨 5.5
相手に与えた決定機はさほど多くない。チャンスも多く作っていた。しかし、選手のレベルの差を感じさせる一発に沈んで敗戦。その差を埋めるだけの、戦術や采配が欲しかった。
 
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
 

【チーム採点・寸評】
浦和 6
相手の方が多くのチャンスを作っていたこともあり、決して試合内容は良くないだろう。そのなかでも無失点で新体制の初勝利を挙げたことが好材料か。
 
【浦和|採点・寸評】
GK
1 西川周作 6
久しぶりの無失点は評価に値。57分にはウイルソンのシュートをブロック、その後のこぼれ球に対する反応も速く、ピンチを凌いだ。
 
DF
46 森脇良太 5
裏に対するケアの意識が低い。自身のサイドを突破される場面が散見された。
 
6 遠藤 航 5.5
ブラジル人2トップとのマッチアップで後手を踏むことが多かった。空中戦で負けることも何度か見られた。
 
5 槙野智章 5
関根へのロングボールや、競り合いで強さを発揮した点は良かった。しかし、要所で不用意なミスがあり、37分のイエローカードも要らなかった。
 
MF
MAN OF THE MATCH
10 柏木陽介 7
阿部との補完性を保ちながら攻撃にアクセントを加えた。19分、R・シルバとのワンツーでペナルティエリア内に侵入すると、左足で鮮やかなループシュートを放ちネットを揺らす。攻撃に停滞感があっただけに、貴重な決勝点だった。
 
22 阿部勇樹 6
柏木との関係性を見ながら、低い位置でビルドアップに関与。効果的なパスは少ないが、ほとんどミスはなかった。守備では身体を投げ出しシュートブロックも。
 
24 関根貴大 5
後半の最初にドゥドゥにボールをかっさらわれピンチに。そこから流れが相手に傾いたことを考えても、あってはならないミスだった。浦和でのラストマッチということで、空回りをしてしまったか。
 
38 菊池大介 6
上下にスプリントを繰り返し、積極的に仕掛ける意識は見られた。57分のピンチでゴール前まで戻るなど守備で奮闘したが、オフェンス面で多くのチャンスを生み出したとは言い難い。
FW
9 武藤雄樹 5.5
ボールタッチ数が少なく、存在感は薄い。70分、ドリブルの仕掛けから放ったシュートもキーパーの正面に。
 
8 ラファエル・シルバ 6
19分、柏木のセンスの詰まった一発だったとはいえ、アシストをしたこの男がしっかりとタメを作ったことも評価できる。しかし、それ以外にゴールに直結するプレーは少ない。
 
30 興梠慎三 5.5
最前線で目立った働きはなし。後半にR・シルバとポジションチェンジをしてからも同様で、シュート1本に終わったことが彼の出来を物語っている。
 
交代出場
MF
39 矢島慎也 5.5(73分IN)
押し込まれたこともあり、平凡なプレーに終始したが、セットプレーでは精度の高いキックを披露した。
 
FW
20 李 忠成 ―(79分IN)
前線で攻撃の起点になれず、シュート0本と短い時間で爪跡を残せなかった。
 
MF
18 駒井善成 ―(83分IN)
対峙した高野に手を焼き、守勢に回ったことで、オフェンスに関与する回数が少なかった。
 
監督
堀 孝史 6
久々の無失点で新体制の初勝利は評価できるだろう。しかし、1点リードを生かす交代策はなかった。選手に救われた印象が残る。
 
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。 
 
取材・文:志水麗鑑(サッカーダイジェスト編集部)
 

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