復興願い「恐竜ねぶた」 夏祭りで3年ぶり復活 御船町

3年ぶり5体目の新作となる恐竜ねぶた「ガオー」と恐竜の郷みふねプロジェクトのメンバー=御船町

 熊本県御船町の町民有志でつくる「恐竜の郷みふねプロジェクト」は、熊本地震からの復興を願って、3年ぶりに「恐竜ねぶた」を製作した。愛称は「ガオー」。13日に同町である「があーっぱ祭り」で披露する。

 5体目となる新作は高さ3メートル、長さ4メートル。製作チームリーダーの農業、河地和一さん(56)=同町木倉=が執筆中の絵本「ガオー! 冒険編(仮称)」がモチーフだ。恐竜の王様・ガ王が、シーラカンスやイモリたちとロケットに乗って旅に出る姿をイメージした。コックピットもあり、実際に乗り込むこともできる。

 同プロジェクトは恐竜の町をアピールしようと、2011年から14年まで年1体ずつ恐竜ねぶたを製作してきた。当初は4体で打ち止めの予定だったが、地震後に新作を求める声が上がり、7月から1カ月で完成させた。河地さんは「集大成となる最高の作品ができた」と胸を張る。

 同プロジェクトの竹田津純会長(75)=同町辺田見=は「地震で被災した人たちに、恐竜ねぶたを見てもらい、元気になってほしい」としている。(久保田尚之)

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