太平洋に散った肉親思う 慰霊の旅続ける家族、歩み振り返る写真展

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遺族の慰霊の旅を振り返る写真に見入る来場者

 太平洋戦争の犠牲者の遺族がかつての戦地を訪れた様子を集めた写真展「太平洋戦争慰霊巡拝」が、JR秋田駅前の商業ビル「フォンテAKITA」6階の「あきた文化交流発信センター」で開かれている。17日まで。

 大仙市の農業高橋直観さん(68)が、慰霊の旅を続ける秋田県遺族連合会に2000年から同行し、フィリピンやインドネシアなどで撮影した。

 米自治領テニアン島にあった旧日本海軍司令部の建物跡で戦没者に思いをはせる遺族の姿や、パプアニューギニアで収集された遺骨を日本に持ち帰るための「焼骨式」などを写した約50点を展示。焼骨式の写真は、遺族が大切な人の亡きがらと出合えた喜びと、生きて再会できなかった無念さを捉えている。

 高橋さんは「戦争のむごさは言葉だけでは伝わらない。写真を通じて残された人の思いに触れてほしい」と話す。

 午後1~7時(12、13日は午前10時から)。入場無料。14日は休館。連絡先は同センター018(884)7341。

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