「地震の記憶」後世に

益城町で検討・推進委初会合

震災遺構の保存・活用などについて意見を交わす益城町の「記憶の継承」検討・推進委員会=同町

 熊本地震の経験や教訓を後世に伝えようと、益城町の「記憶の継承」検討・推進委員会の初会合が11日、同町の町交流情報センターであり、露出した断層など震災遺構の保存・活用方法に関する基本計画を年度内にも取りまとめることを確認した。

 震災記念公園の整備目的や候補地などを盛り込んだ基本構想、町民の災害対応能力を向上させる防災教育プログラムの年度内策定も目指す。

 同委員会は学識経験者や住民の代表ら18人で構成。震災遺構の保存・活用、震災記念公園の整備、防災教育の充実について具体的な方策を考える。それぞれ専門部会を設け、町内のまちづくり協議会や小中学校、地震遺族らとの意見交換を通して住民の声を反映させる。

 会合では委員長に柿本竜治・熊本大教授を選出。委員からは「地震の記憶が100年後、200年後の町民に伝わるようにすべきだ」「こうした取り組みは、住民に理解してもらわないと効果がない」などの意見が出た。(久保田尚之)

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