北蟹谷の魅力をかるたに 小矢部、絵札の原画完成

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 地元の景観や史跡、伝統行事を若い世代に伝えようと、小矢部市北蟹谷地区の住民有志が制作を進めている「北かんだ良いとこカルタ」の絵札の原画が仕上がった。4月下旬に決定した読み札の内容に合わせて児童らが描いた。小矢部市の北蟹谷公民館で12日、発表・鑑賞の集いが開かれ、住民約40人がふるさとへの思いが詰まったかるたの完成へ期待を膨らませた。

 北蟹谷地区の地域活性化協議会と史跡愛護会、同公民館が2月に制作委員会を結成。読み札とかるたの名称を住民に募集し、「あ」から「ん」までの45音の読み札の内容を決めた。

 集いでは、同公民館の川原俊昭館長が読み札の内容を順に紹介し、それに合わせて、絵札を描いた児童らが思いを語った。「ち」の「地産地消と ふれあい広場 村の駅」の絵札を描いた蟹谷小2年、澁谷ななさん(7)は「駅の看板を大きく描き、何とか上手にできた。早くかるたを見てみたい」と声を弾ませた。

 読み札には、地元の言い伝えをもとにした「本叡(ほんえい)寺(じ) 和尚と蟹の 知恵比べ」、特産品をテーマにした「かんだ名産 リンゴ ヤーコン、バラの花」など、北蟹谷地区の魅力がふんだんに盛り込まれている。

 原画は11月5日の公民館まつりで展示した後、縮小コピーし、厚紙に貼って絵札に仕立てる。来年1月には完成したかるたを使った大会を開く予定で、川原館長は「住民が自由な感性で描き、面白い絵札に仕上がった。多くの住民にかるたに親しんでほしい」と話している。

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