津波の脅威を遺構で実感 兵庫の高校生、仙台の被災校舎見学

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震災で失われた荒浜地区の街並みを再現した模型に見入る尼崎西高の生徒たち

 兵庫県尼崎西高(尼崎市)の生徒有志23人が12日、東日本大震災の津波に遭い、震災遺構として一般公開されている仙台市若林区の旧荒浜小を訪れた。

 生徒たちは、荒浜小での震災発生から津波の襲来、救助までの経過を伝える映像や写真を通じて、津波の脅威や早期避難の大切さを学んだ。当時320人が避難した屋上から、かさ上げ道路工事などが進む様子を見学。近くにある荒浜地区の慰霊碑で犠牲者をしのび、黙とうをささげた。

 3年の新見玲奈さん(18)は「津波の爪痕が残る校舎を見て、威力の強さを実感した。家族とも防災、減災を話し合い、皆で意識を高めたい」と語った。

 一行は11日から3日間、県内に滞在。13日は、南三陸町志津川の仮設住宅で焼きそばパーティーを催し、住民との交流を育む。

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