山元の中学生宮崎訪問へ 被災体験発表の準備進む

発表の練習をする生徒たち

 宮城県山元町の山下中(生徒214人)、坂元中(同81人)両校の生徒計12人が16~18日、宮崎県宮崎市の中学校を訪問し交流を行う。宮崎市が被災地支援として続けている町との交流事業の一環で招かれた。生徒たちは同市の檍(あおき)中、青島中の2校を訪れ、東日本大震災時の学校の様子や復興状況を発表する予定で、夏休みに入ってから入念に準備を進めている。

 9日、6回目の打ち合わせが山下中であり、生徒たちはプロジェクターを使った発表の予行練習を実施した。担当教師と練った発表文を写真に合わせて順番に朗読。震災時に当時の中学生が学校で炊き出しのボランティアをしたり、仮設住宅で掃除をしたりしたことなどを紹介した。

 この日が最後の練習で、坂元中3年の工藤紅凜(くりん)さん(15)は「中学生にもできることがたくさんあると思う。自分たちが経験したことを少しでも生かしてもらえるように発表をしたい」ときっぱり。山下中3年の荒陽夏乃(ひなの)さん(14)は「これまでに全国から受けた支援に対する感謝の気持ちも伝えたい」と語った。

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