260mの山で不明、一夜明け発見

 11日午後に福井市下市町の下市山(標高260メートル)の山頂に向かい、行方不明になっていた同市内の60代男性が、12日午前9時40分ごろ、入山地点から北方に数キロ離れた同市高屋町の道路で見つかった。男性は自力で下山したとみられる。

 男性の家族によると、男性は「道に迷い、歩き回っていた」と話しており、軽い脱水症状のほかは、けがはないという。

 男性は11日午前中に家族と登山。いったん下山したが、同日午後3時15分ごろ、忘れ物を取りに再び1人で登山道に入り行方が分からなくなっていた。携帯電話や水、食料などは持たなかった。

 捜索は11日に引き続き12日も行われた。午前6時ごろから福井市中消防署や県警福井署、県警山岳救助隊などの約60人態勢で始め、県防災ヘリ、県警ヘリも出動した。

 同消防署の加藤正一警備第2課長は「低い山でも油断は禁物。携帯電話や食料、飲料などは万一に備えて携行し、遅い時間に入山しないなど十分に注意してほしい」と話している。

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