歴代ミスピーチ『同窓会』集合! 福島駅で世代超え名産PR

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 歴代のミスピーチが12日、福島市のJR福島駅新幹線ホームでモモのPRを行い、久方ぶりのユニホーム姿で乗降客にモモを手渡した。2012(平成24)年以来5年ぶりの開催となった同窓会の一環。同窓会参加の約100人のうち約50人がPRにも参加した。

 ホームには薄いピンクに水色のラインが入った服など、時代ごとに異なるユニホーム姿の歴代ミスピーチが勢ぞろい。18歳だった03年に41代ミスピーチを務めた坂本英美さん(33)=東京都武蔵野市在住、福島市出身=は長女凛乃ちゃん(3)と共に参加。「今は離れているからこそ、福島のモモは私にとって特別な存在。震災、原発事故から6年以上経過したが、こうしてまたPRできるのはうれしい」と話した。

 思い出話に花咲かせる 1963(昭和38)年の結成以来、福島の果物の知名度アップに貢献し、震災と原発事故後は根強い風評被害の中で懸命にPRに努めてきた歴代ミスピーチたち。福島市で12日開かれた55周年同窓会では、長年たすきをつないできた仲間たちが思い出話に花を咲かせた。

 同窓会に合わせて実施したJR福島駅でのPR活動。約50人の歴代ミスピーチがユニホーム姿で新幹線ホームに現れると、乗降客らが盛んにカメラを向けていた。

 同窓会の会場には、当時は「桃娘」と呼ばれていた「初代ミスピーチ」佐藤浩子さん(73)=喜多方市=の姿も。63年当時、福島大2年で19歳だった佐藤さんは、アルバイトを探していて桃娘を知ったという。「桃娘になる前は、『フーテンの寅さん』のようにモモをたたき売りする仕事だと思っていたが、全然違った」 アイボリー色でノースリーブのユニホーム。まだ新幹線がない時代に、特急の乗客を相手ににっこり笑ってかごに入ったモモを販売した。「初めての取り組みだったが、何とかなった。この経験のおかげで自分に度胸が付いたと思う」と笑顔で振り返った。

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