青森山田「悔しい」銅メダル/南東北インターハイ男子新体操

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【新体操男子団体競技】息の合った回転やジャンプを披露し、3位に輝いた青森山田の選手たち=山形市総合スポーツセンター
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男子団体3位に輝いた青森山田の選手たち

 3月の全国選抜大会、5月の全日本ユースに続く3冠への重圧を背に、青森山田男子チームが挑んだのは大きな動きと美しい回転技で魅せる「王道」の新体操だったが、惜しくも3位。表彰台に上がった喜びと、全国制覇に届かなかった悔しさが入り交じった。

 最高D難度の技を四つ盛り込んだ演技構成で、大きなミスもなく、流れるようにつないだ。締めくくりは左右から3人が宙返り、その上を1人が正面から飛び出てくるように越える大技だが、タイミングもピタリ。6人全員ガッツポーズをしながら退場した。

 しかし後半、優勝候補の小林秀峰(宮崎)と神埼清明(佐賀)はアクロバティックで高さのある組み技を成功させ、完成度の高い演技で会場を魅了した。

 荒川監督は一時期、新体操の将来性を探るためダンスの要素を取り入れて結果も残した。しかし4年前から「高校新体操が目指すべき方向性を示さないといけない」と王道スタイルに回帰。派手な演技の九州勢に敗れはしたが、荒木監督は「これで結果を残していくことが大事。また質を上げて挑みたい」と王道を貫く決意を示した。

 個人との2冠を狙った吉田は試合後「悔しい」と一言。主将山内は「やり残したことはない。10月の全日本選手権は楽しんで、去年の4位を越えていきたい」と気持ちを切り替えた。

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