歌麿の美人画 再現 長岡・長谷川邸で髪結いイベント

日本髪を結って歌麿の美人画の女性を再現するイベント=12日、長岡市塚野山

 江戸時代の浮世絵師・喜多川歌麿の美人画に描かれた女性をモデルで再現するイベントが12日、長岡市塚野山の国重要文化財「長谷川邸」で開かれた。江戸期に建てられた豪農の館で和装のモデルの髪が結い上げられると、訪れた約80人から大きな拍手が送られた。

 「長谷川邸」をPRしようと市科学博物館が主催。長谷川家は歌麿に注文して美人画を描かせたと伝わることから、イベントを企画した。

 イベントでは同市のスタイリスト鳥島悦子さん(50)が、日本髪の種類は約300あることなどを解説しながら髪を結った。

 髪を後ろから顔の方に折り返してまとめる「つぶし島田」と呼ばれる髪型に仕上げ、歌麿の「婦人泊客之図」の人物を再現した。

 長岡市の主婦、藤田ヨリイさん(68)は「すごくきれい。江戸の風情を感じることができた」と話した。

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