ヤマカガシ、近づかないで 身近な田んぼや林に生息

栃木県立博物館が呼び掛け

ヤマカガシ(県立博物館提供)

 毒ヘビに男児が手の指をかまれる被害が兵庫県と福岡県で相次いだ。兵庫県のヘビはヤマカガシとみられ、かまれた小学5年の男児(10)は一時意識不明(になった。身近な田んぼや林にすむヤマカガシに出くわしたらどうしたらよいのか。

 県立博物館の林光武学芸部長補佐兼自然課長は「歯と首の2カ所に毒があるが、おとなしい性格で、めったにかまない。見つけたら構わずに放っておくのがよい」とアドバイスする。

 ヤマカガシは本州、四国、九州に分布。体長は通常80センチ前後。体色は地域によって異なる。カエルが好物で、水辺などに生息する。

 林さんによると、ヤマカガシの毒を持つ牙は上あごの奥にあり、しっかりかまれてかみ締められない限り、人の体内に入る可能性は低い。首の毒は鳥などに捕まった際に身を守るためで、たたかれたり、つかんだりすると分泌される。

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