サーフィン熱 横芝光町にも 初心者中学生にプロ指導

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参加者(右)は講師の指導を受け、ぎこちない動作ながら初めての波乗りに成功した=12日、横芝光町の屋形海岸

 2020年東京五輪で、千葉県一宮町が「サーフィン」の開催地に決まり九十九里地域でサーフィン熱が高まっているのを受けて、横芝光町でもサーフィンを観光振興につなげようと、同町観光まちづくり協会(浅野孝男会長)は12日、町内の屋形海岸で初めて講習会を開いた。いずれも初心者の男子中学生5人が参加。プロサーファーら指導員5人という充実した環境の下で波にもまれ、最後は数十メートルの波乗りに成功。生徒はサーフィンの魅力を体で感じた。

 町内でサーフ店を営む水野恵一理事(48)らが企画した。町民らに、東京五輪で千葉県内開催されるサーフィンに興味を持ち、浜へ足を運んでもらおうとプロサーファーにも協力を求め、山田美貴子さんら4人が講師を引き受けた。

 講習会では、「波乗り技術」を間近で見て知ってもらうため、プロサーファーがデモンストレーション。波に乗って技を繰り出し、競技の流れを紹介した。

 実技に移ると、講師陣は生徒と1対1で丁寧に指導。慣れないウエットスーツに身を包んだ生徒に、①腹ばいになって波間を漂い②いい波が来たタイミングで板の上に立ち上がり③前に進む-という一連の動作のコツを伝授。生徒は初めは緊張した様子だったが、次第に感覚をつかみ、講座が終わるころにはなんとかバランスを取りながら数十メートル波乗りできるまで上達した。

 水野理事は「屋形の海にはサーフィンに最適ないい波が来る。多くの人に知ってもらい、にぎわいにつなげていきたい」と総括。参加した中学2年の鵜沢颯さん(14)は「すごく気持ちよかった。休みがあったらまたやってみたい」と声を弾ませた。

 同協会は地域資源を有効活用して官民連携で観光振興を進めようと今春設立。町づくりへの取り組みに力を入れている。

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