色と線でノイズ迎える 宮塚春美さん作品44点展示

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「形としては見えなくても次世代に伝える大切にすべきものを作品から感じてほしい」と話す宮塚さん

 東京都世田谷区在住の美術家宮塚春美さん(70)の作品展「noise」が、鳥取市栄町のギャラリーそらで開かれている。鳥取での個展は3回目。16日まで。

 宮塚さんの母が鳥取市出身で、母のいとこで鳥取画壇の中心として活躍した尾崎悌之助(1910~86年)に絵画を見てもらったこともあるという。

 「消えた風景のノイズを色と線で迎える試み」を主眼に近作44点を出展。東日本大震災の被災地岩手県大槌町を訪れた際に目にした惨状や、幼少時に鳥取の海や庭で遊んだ記憶をたぐり寄せるように表現している。

 白いキャンバスに青や白の油彩や木炭で心に浮かんださまをドローイングした作品が空間と相まって心象的に彩り、鑑賞者の心を引き付けている。

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