南部鉄器、新ブランド設立 盛岡・タヤマスタジオ

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 南部鉄器製造・販売のタヤマスタジオ(盛岡市向中野、田山貴紘(たかひろ)社長)は、県内の異業種の30代と新ブランド「kanakeno(カナケノ)」を立ち上げ、13日から鉄瓶のネット販売を開始する。実用的なデザインで永久保証などアフターサービスも充実。他の伝統工芸との連携も視野に高品質な製品を生み出し、2020年東京五輪の土産品としても期待する。南部鉄器職人の高齢化や後継者不足が課題となる中、新ブランドを核に若い世代が業界に新風を巻き起こす。

 カナケノは鉄瓶で湯を沸かす際に染み出る渋の「金気(かなけ)」に助詞の「の」を付けた造語で、手間をかけ長年使う南部鉄器の魅力を伝えたいとの思いを込めた。

 第1弾は、伝統的なみぞれあられ模様の南部鉄瓶(税別6万円)20個。直径14センチ、高さ23センチ。厚さ2ミリと薄いのが特長で、量産品の約半分の1・1キロに抑えるなど使いやすさを重視した。IHクッキングヒーターでも使用可能で、沸かしたさゆのまろやかさや鉄分摂取のしやすさをPRする。

 カナケノの注文、問い合わせはインターネットサイト(http://kanakeno.com)へ。

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